WordPressのPHPバージョンを確認・変更する方法|ConoHa WING・エックスサーバーの手順

※この記事はプロモーション(広告)を含みます。

こんにちは、めえです!

2026年10月、PHP の脆弱性「php2shell」のニュースが話題になりました。それを見て、「そういえば自分のブログの PHP って、いくつなんだろう?」 と思った人も多いんじゃないでしょうか。

僕も WordPress でブログをやっていますが、ブログを始めたときに PHP のバージョンを気にしたことはほとんどありませんでした。

先に結論を書くと、こうです。

  • PHP のバージョンは、WordPress の「サイトヘルス」で1分で確認できる
  • 8.3 以上なら OK。8.1 以前と 8.2 の人は、8.3 以上に上げておくのがおすすめ
  • PHP 8.2 は 2026年12月31日で公式のサポートが終わる予定
  • 変えるのはサーバーの管理画面から。変える前にバックアップ、変えたあとは表示の確認

この記事では、PHP のバージョンを確認する方法と、ConoHa WING・エックスサーバーで変える手順をまとめます。

※この記事は 2026年10月23日時点の情報です。

php2shell そのものについては、こちらの記事で図解しています。
→ php2shellとは?PHP脆弱性の影響とWordPressの対策4つを図解

そもそもPHPのバージョンとは?

PHP は、WordPress を動かしているプログラム言語です。

ブログをレストランにたとえると、サーバーが「お店の建物」、WordPress が「レシピ」、そして PHP はレシピどおりにページを組み立てる「厨房の料理人」です。読者が記事を開くたびに、PHP がページを作って返しています。

PHP には「8.3」「8.4」のようなバージョンがあり、古いバージョンから順に、公式のサポート(弱点が見つかったときの修正)が終わっていきます。サポートが終わった PHP は、新しい弱点が見つかっても公式の修正が出ません。 だから、ときどきバージョンを確認して、古ければ上げておく必要があるんです。

たとえの詳しい説明は、php2shell の記事の「そもそもPHPとは?」で書いています。

WordPressのPHPバージョンを確認する方法2つ

方法① WordPressの「サイトヘルス」で確認する(おすすめ)

サーバーの種類に関係なく使えて、細かい番号(例:8.3.35)まで分かる方法です。

  1. WordPress の管理画面にログインする
  2. 左のメニューの「ツール」→「サイトヘルス」を開く
  3. 上の「情報」タブを開く
  4. 「サーバー」をクリックして開く
  5. 「PHP バージョン」の行を見る
WordPress のサイトヘルスの「情報」→「サーバー」で PHP バージョンを確認する画面

方法② サーバーの管理画面で確認する

バージョンを変えるときはこちらを使います。

サーバー確認する場所
ConoHa WINGコントロールパネルの「WING」→「サイト管理」→「サイト設定」→「応用設定」→「PHP設定」
エックスサーバーサーバーパネルの「PHP Ver.切替」

サーバーの管理画面では「8.3」のような大まかな番号しか出ないことがあります。細かい番号まで見たいときは、方法①のサイトヘルスを使いましょう。

どのバージョンならいい?PHPのサポート期間

PHP 公式が発表しているサポート期間はこちらです。

バージョン公式のサポート(セキュリティ修正)の終了どうするか
PHP 8.52029年12月31日OK
PHP 8.42028年12月31日OK
PHP 8.32027年12月31日OK
PHP 8.22026年12月31日年内に 8.3 以上へ
PHP 8.1 以前すでに終了8.3 以上へ

WordPress 公式も、PHP 8.3 以上を推奨しています。

8.2 の人も、年内に上げておくのがおすすめ

8.2 はまだサポート中ですが、あと2か月ほど(2026年12月31日)で終わる予定です。今のうちに 8.3 以上にしておけば、年末に慌てずに済みます。

ちなみにエックスサーバーのマニュアルでも、8.2 は「今後のバージョンアップ予定がない旧バージョン」として、新しく使うことはすすめられていません。

番号の最後の桁が古くても、すぐ「危ない」とは限らない

php2shell のときは、PHP 公式から次の修正版が出ました。

系列PHP 公式の修正版
PHP 8.58.5.12
PHP 8.48.4.27
PHP 8.38.3.36
PHP 8.28.2.35

ただ、レンタルサーバーでは、修正を当てても番号が変わらないことがあります。たとえば ConoHa WING は、番号を変えずに中身だけ直したため、サイトヘルスでは修正後も「8.5.11」のような元の番号が出ることがあると説明しています。

ConoHa WING のお知らせでは、こう書かれています。

> ■ConoHa WINGをご利用のお客様へ
> ご利用中のPHPバージョンを維持したまま、提供中のすべてのPHPバージョンにセキュリティパッチを適用いたしました。
> お客様ご自身でPHPバージョンの変更等をしていただく必要はございません。
>
> 出典:ConoHa WING「【重要】PHPの脆弱性への弊社対応完了のお知らせ(終報)」(抜粋)

つまり ConoHa WING を使っている人は、php2shell の対策のためだけに PHP のバージョンを変える必要はありません。8.2 以前を使っている人は、サポート期限のために 8.3 以上へ上げておきましょう。

なので、レンタルサーバーを使っている人は、最後の桁ではなく「8.3」「8.4」の部分を見て判断しましょう。最後の桁が気になるときは、サーバー会社のお知らせで確認するのが確実です。

  • ConoHa WING の対応 → 【内部リンク:① ConoHa WINGのphp2shell対応まとめ(公開後に URL を入れる)】
  • エックスサーバーの対応 → 【内部リンク:② エックスサーバーのphp2shell対応まとめ(公開後に URL を入れる)】

PHPのバージョンを変える前にやること3つ

PHP のバージョンを上げると、古いプラグインやテーマが動かなくなることがあります。変える前に、次の3つをやっておきましょう。

やること理由
① バックアップを取る万が一表示が崩れても戻せるように。サーバーの自動バックアップがあるか確認しておく
② WordPress・プラグイン・テーマを最新にする古いものほど新しい PHP で動かないことがある
③ 使っていないプラグインを消す確認する対象を減らせる。古いまま放置されたプラグインはトラブルのもと

ConoHa WING もエックスサーバーも、毎日の自動バックアップ(過去14日分)が標準で付いています。とはいえ、変更の直前に自分でもバックアップを取っておくと安心です。

あと、アクセスが少ない時間帯に作業するのもおすすめです。

ConoHa WINGでPHPバージョンを変える手順

このブログは ConoHa WING を使っているので、僕の画面で説明します。

  1. ConoHa のコントロールパネルにログインする
  2. 上のメニューの「WING」をクリック
  3. 左のメニューの「サイト管理」をクリック
  4. 「サイト設定」を開く
  5. 上のタブから「応用設定」を開く
  6. 「PHP設定」を開く
  7. 「PHPバージョン」の右にある鉛筆マーク(編集)をクリック
  8. プルダウンからバージョンを選んで「保存」をクリック
ConoHa WING のサイト設定「応用設定」→「PHP設定」で PHP バージョンを選んで保存する画面

ConoHa WING の注意点が1つあります。ドメインごとにバージョンを変えると、`.htaccess` というファイルに「AddHandler」で始まる行が自動で追加されます。この行は消さないでください(消すと設定がおかしくなることがあると公式に書かれています)。

エックスサーバーでPHPバージョンを変える手順

※僕はエックスサーバーを契約していないので、ここはエックスサーバー公式マニュアルをもとに書いています。画面の細かいところは、公式マニュアルもあわせて確認してください。

新しいサーバーパネルの場合は、次の手順です。

  1. サーバーパネルにログインする
  2. 「PHP Ver.切替」をクリック
  3. 変えたいドメインの右にあるペンのマークをクリック
  4. 「変更後のバージョン」からバージョンを選ぶ
  5. 「設定する」をクリック

エックスサーバーのマニュアルでは、8.5 が「WordPress 推奨バージョン」とされています。

変えたあとに確認すること

バージョンを変えたら、すぐに次のところを見ておきましょう。

確認するところ見るポイント
トップページ真っ白になっていないか、レイアウトが崩れていないか
記事ページ(数ページ)本文・画像・目次・吹き出しなどが正しく出るか
管理画面ログインできるか、記事の編集画面が開くか
お問い合わせフォーム送信できるか(テスト送信)
サイトヘルスPHP バージョンが変わっているか、新しいエラーが出ていないか

スマホでも一度見ておくと安心です。ブラウザに古い表示が残っていることがあるので、おかしいと思ったら再読み込みしてみてください。

表示が崩れたときの対処

慌てなくて大丈夫です。PHP のバージョンは、同じ画面から元に戻せます。

  1. まず元のバージョンに戻す(同じ手順で、前のバージョンを選ぶ)
  2. 表示が元に戻ったか確認する
  3. 原因を探す:プラグインを1つずつ止めて、どれが原因かを調べる。見つかったら、更新するか、代わりのプラグインを探す
  4. 原因を直してから、もう一度バージョンを上げる

管理画面にも入れないときは、サーバーの自動バックアップから戻すこともできます。困ったら、サーバー会社のサポートに相談しましょう。

PHPバージョンのよくある質問

Q. PHP のバージョンは、サーバー会社が自動で上げてくれないの?

基本的には、利用者が自分で選ぶものです。サーバー会社は弱点の修正(今回の php2shell 対応など)は当ててくれますが、「8.2 から 8.3 へ」のような切り替えは、プラグインが動かなくなる可能性があるので、勝手には行わないのが一般的です。

Q. サイトヘルスの番号の最後の桁が古いままです。大丈夫?

レンタルサーバーでは、修正を当てても番号が変わらないことがあります(ConoHa WING など)。最後の桁ではなく、サーバー会社のお知らせで修正が済んでいるかを確認しましょう。そのうえで、「8.3」以上になっていれば OK です。

Q. WordPress が推奨している PHP のバージョンは?

2026年10月23日時点で、WordPress 公式は PHP 8.3 以上を推奨しています。

Q. 一番新しい 8.5 にしたほうがいい?

8.3 以上ならサポート期間内なので、まずは 8.3 以上になっていれば十分です。新しいバージョンほどサポート期間は長いですが、古いプラグインが対応していないこともあります。上げたあとに表示を確認して、問題がなければそのまま使いましょう。

Q. 複数のブログ(ドメイン)を持っている場合は?

ConoHa WING もエックスサーバーも、ドメインごとにバージョンを設定します。ブログごとに確認しましょう。

まとめ:まずはサイトヘルスで確認。8.3以上にしておこう

  • PHP のバージョンは、WordPress の「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」→「サーバー」で確認できる
  • 8.3 以上なら OK。8.2 は 2026年12月31日でサポート終了予定、8.1 以前はすでに終了
  • レンタルサーバーでは、修正しても最後の桁が変わらないことがある。「8.3」の部分で判断
  • 変える前にバックアップと、WordPress・プラグイン・テーマの更新
  • 変えるのはサーバーの管理画面から(ConoHa WING「PHP設定」/エックスサーバー「PHP Ver.切替」)
  • 表示が崩れたら、元のバージョンに戻せば大丈夫

PHP のバージョンは、普段はあまり気にしないところですが、年に1回くらいは見ておきたいところです。8.2 の人は、年末までに上げておきましょう!

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これから WordPress ブログを始める人は、PHP のバージョンを管理画面から切り替えられて、自動バックアップも付いているレンタルサーバーを選んでおくと安心です。

ConoHa WING でブログを始める手順は、こちらにまとめています。
→ ConoHa WINGでWordPressブログを始める手順|開設の全記録

2社のちがいが気になる人はこちら。
→ ConoHa WINGとエックスサーバー、どっち?契約者が料金・機能を比較

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出典(2026年10月23日 確認)

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